流産について

流産後の生活について(からだと心)

体は、時間と共に、遅くとも数ヵ月後には回復すると思います。
一方で、心のほうが順調に回復するかというと、
そうではない方のほうが、ほとんどだと思います。

ママは、たとえ数日、数週間だったとしても、
お腹に赤ちゃんを授かったと知った時から、ママになります。
赤ちゃんのことを、誰よりも大切に想い、
赤ちゃんのことを、誰よりも大事に、大切にします。

その赤ちゃんが、突然に居なくなってしまったのです。
心が、悲鳴をあげても、全然不思議なことではありません。

体の回復に、心の回復がついていかない時があります。
頑張ろうと思っても、頑張れない時があります。

 
どうか、心の声に耳を傾けて、
心にも、安静の時期を作ってあげてください。
心の安静は、何よりも大事です。
そして、あなた自身にとっても、必要なことです。

赤ちゃんとのお別れを悲しむ、ということは、
あなたのこれからの生活にとって、非常に大切なものになります。

悲しみから目を背けず、
どうか気持ちのまま、心のままに、
赤ちゃんとさよならしたということを、十分悲しんでください。

十分赤ちゃんの死を悲しみ、受け入れていくことができれば、
その悲しみが、必ずあなたの力になる日が来ます。
赤ちゃんが力をくれる日が、きっと訪れます。


   
同じ悲しみを知っている人と話したい、と思ったときは、
経験者の会に、参加してみてください。
きっと、心安らぐ時間が過ごせると思います。

インターネットで、掲示板などで話せる会もいくつかあります。
辛い時は、1人で我慢せず、誰かに話してみてください。

病院などで、カウンセリングを受けるのも、よいことだと思います。
ご主人に、ゆっくり胸のうちを聞いてもらうだけで
心が軽くなる時だってあります。


大切なのは・・・
あなたが、あなたのペースで、あなたの心を癒すことです。
傷ついているのは、体だけではありません。
心も、同じくらい、いやそれ以上に、傷ついているのです。

どうかそのことを忘れず、
心にも安静を、無理をしない、大事にする時期を作ってあげてくださいね。
 
 
それは、数ヶ月かもしれないし、数年かかってしまうかもしれません。
ですが、他の人と比べることはありません。
長くても、いつかあなたが心から笑顔で笑える日がくれば、
それが、あなたに必要だった時間になるのですから。

ゆっくりゆっくり、あなたのペースで心の回復をはかりましょう。

2006年11月15日 13:12